意味
Proprioceptive (固有受容器)
Neuromuscular (神経筋)
Facilitation (促進・促通)
それぞれの頭文字をとってのPNFです。
どういうもの?
人間の動きを分析して考えられた
特徴的な動きをしてもらう中で
受容器に刺激を与えていくことで
機能の回復を狙います。
元々PNFは、
脳血管障害や脳性麻痺からくる
神経障害や筋力低下、関節可動制限の
改善・向上させるための療法でした。
しかし、現在では
筋バランスを整える・柔軟性を改善させるなどで
運動機能を向上させるためにも使われています。
神経障害や筋力の低下によって
筋と神経の間の反応が悪くなると、
痛みや違和感が現れることがあります。
PNFパターンという対角線・螺旋状の
独特な動きを行いながら
筋や腱などに存在する固有受容器
(身体の状態をチェックするセンサー)
に刺激を与えることによって
筋と神経間の反応を活性化させて
運動機能の改善を狙います。
例えば
上にPNFパターンという動きには
対角線・螺旋という特徴があると
書きました。
例を1つ。
下の動きでは対角線の動きを
利用しています。
仰向けに寝てもらって
両腕はバンザイのように。
左右の腕と脚で「X」字のようになる感じです。
その状態で右腕を左脚(左腕なら右足)へと
弧を描くように動かしてもらって
それにパートナーが負荷をかけます。
この動きを何度か行います。
かなりざっくりとし過ぎな説明で
分かりにくくてスミマセン。
当サロンでは、
身体の動きをより良くするために
指針整体の施術にプラスして
PNFを行うことがあります。
上の例で分かりにくい説明を
してしまった私が言うのもあれですが、
難しい動きではないのですし、
受けて頂く際は実際に身体を使いながら
説明出来ますので問題ないです!!笑